OGGsプログラムとは
OGGsプログラムとは
グローバル化が加速度的に進んだ現代社会では、気候変動や多様性への理解など、一つの国や対策だけでは解決できない課題が山積しています。Sustainable Development Goals(SDGs)が描く持続可能な社会、すなわち、地球が誰にとっても暮らしやすく在り続けるためには、 価値観や文化的背景が異なる、多様な国・地域・組織の人々と連携・協働することが必要です。
One program for Global Goals(略称OGGsオッグズ)は、持続可能な社会の実現に貢献する人材の育成を目指して創設された、大学院生を対象とする国際共修プログラムです。
SDGsに代表される地球規模の課題を取り上げるため、様々な専門領域の教員と、多様な関心を持った学生が参画する、領域横断性に特徴があります。
対象学生
- 北海道大学の大学院生(修士課程・博士課程)
- 本学大学院に進学予定の学部4年生
- 北海道大学が連携する海外大学の大学院生と一部の学部生
プログラムの構成
短期間の海外派遣を含む「基礎プログラム」と、中長期の留学によって専門性を高める「発展プログラム」が用意されています。
コース選択
基礎プログラム
国際色豊かな集中講義で多様性を実感しよう!
気候の良い夏に実施する北海道大学のサマースクール、Hokkaido サマー・インスティテュートに組み込まれる2週間から1か月程度の集中講義で構成される基礎プログラムには、世界中から学生が集まります。SDGsの様々なトピックについて、アクティブラーニングを通して主体的に学修します。
発展プログラム
パートナー大学で長期留学!専門性を高めよう。
基礎プログラムの次は、じっくりと腰を据えて長期留学。3ヶ月から1年間の留学によって、専門科目を履修したり、受入大学の指導教員による研究指導や論文指導等を通して、専門性を高めることができます。
プログラムの特徴
自分の専門分野をわかりやすく語れますか?
OGGsプログラムの特徴である分野横断性。プログラムでは、異なる専門的背景の人に対してポイントを押さえて分かりやすく説明することが必要になります。相手の立場に立ってわかりやすく伝えることは、社会で常に求められる能力です。
SDGsと、自分の専門分野が結びついてる?
SDGsの17の目標は、あらゆる分野に関わっています。いかなる研究領域も、視野を広げて考えるとSDGsに繋がる可能性を持っています。まずは、知ること、考えることから始めてみませんか。
あらゆる仕事の基礎に。トランスファブルスキルとは?
トランスファブルスキルは、異なる背景の人々と協議する中で培われます。このスキルを身につけることで、お互いの専門性や特性を活かし、創造的な成果を出すことができます。OGGsプログラムでは「課題抽出力・解決力」「異分野融合展開力」「多文化理解力」「コミュニケ―ション力」などを身につけます。