平成26年度RJE3プログラム ロシア派遣体験談
岩国 大貴
北海道大学工学院建築都市空間デザイン専攻 修士課程 1年 (派遣当時:工学部環境社会工学科建築都市コース 4年)
派遣先大学:太平洋国立大学
派遣期間:2015年2月18日~2015年2月28日
学習成果について
この短期留学で、参加した国際フォーラムで発表した私の研究がSOCIAL SIGNIFICANCE部門で一等をいただいた。国際フォーラム内でのワークショップでは、ロシアの学生たちと地域にある歴史的建築物のコンバージョンをともに考え、最優秀イメージ賞をいただいた。賞をいただいたと共に、研究発表時、海外の教授との質疑応答や、ロシア学生とのワークショップで様々な視点があることを知り、自分の研究や今後の活動に生かしていけることを学んだ。
派遣プログラムの内容について
ロシアの建築学科の学生とともに行動する中で、ロシア学生がどのようなことを学んでいるか知ることができた。また、ワークショップ中に共同で建築をデザインする作業を通し、彼らの建築への考え方や表現方法を知る機会となり、有意義に過ごすことができた。フォーラム内の講義や学生発表では、建築専攻でも私とは違う分野を専攻する方の発表だけでなく、インテリアやアートを専攻する方々の発表を聞き、色々な視点があることを学んだ。ロシア滞在中は、大学側のサポートやボランティア学生の付き添いのおかげで、困ることなく生活をすることができ、とても助かった。
今後の進路への影響について
大学院への進学が既に決まっているが、英語を学ぶ機会があれば積極的に参加したいと考えている。また、建築に加え、都市計画やインテリアの勉強をしていきたいと考えており、今までは建築しか考えていなかったが様々な分野への興味を持つことができた。